「Amazon」の総評

Amazonは世界規模のECサイトであり、日本国内でも最大級のECサイトです。

他の通販サイトとよく比較されますが、一般にサイバーモールとかネット商店街と呼ばれるものとは一線を画しています。

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というのも、現実同様、各ブランドや店舗が集合し出店しているサイバーモールがそのまま商店街の特徴を持つのに対し、Amazonに商品を提供しているのは一個人から大規模な法人団体までさまざまであると同時に、それらが全てAmazonによって一括管理されています。

つまり、Amazonにおいて出品する個人や企業は、いわば巨大な本屋の本棚に自分の書いた書籍を置いてもらう一方で、「○○書店」という看板を掲げての販売は行えないという点で、根本的なサービスの提供形態が異なっているのです。

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そして何より、同一商品の価格と配送、決済方法に関しては、サイバーモールのように各店舗で違うということが基本ありません。同じ商品を扱う別の店舗において、商品の価格や配送で差が生じるということがないわけですから、利用者の利便性は高いと言えるでしょう。

また、徹底的なオートメーション化と独自の物流や在庫管理を実現しているAmazonは、個々の商品価格、配送費用、配送期間、梱包のクオリティー、決済方法の多様性において、特に優れていると言えます。

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もちろん、配送業者そのものによるトラブルは否めませんが、更なる費用負担によってそういった不安を軽減することもできる点は、Amazonも他のサイトも大差ありません。

サイトそのものの操作性という点でも優れていると言えるでしょう。大きな負荷がかかる画面が少なく、閲覧や切り替えにストレスを感じることはあまりありません。この点は案外見過ごされがちですが、インターフェイスにおいて軽妙で快適な作りであると言えます。

ここまでは良い点ばかりに見えますが、ことプライバシーの扱いに関しては度々取りざたされる問題児です。特に「ほしい物リスト」に属する購入履歴や利用者の嗜好が外部に対し公開されてしまう仕様や、一度サインインするとブラウザを閉じてもサインアウトしない設定と、サインアウトそのものの分かりにくさは際立っています。

さらに優秀なレコメンデーション機能は、ユーザー本人には自分の嗜好を理解し提案してくれる便利な機能であると反面、先のサインイン・アウトの問題と相まって、容易く他人に利用者の思想、信条、嗜好を開示してしまう危険性を秘めており、総じて高い利便性に伴った危険性をも併せ持つと言えます。